期間工としての第一歩!いすゞ自動車 藤沢工場の入社初日レポート【実体験】

こんにちは、「期間工ライフ」管理人のタカシです。

期間工としての仕事に興味がある方、いすゞ自動車藤沢工場で働こうと考えている方へ──この記事では、筆者である私・タカシが実際にいすゞ自動車 藤沢工場で1年半働いた経験をもとに、「入社初日」の流れを臨場感たっぷりにご紹介します。

初めての期間工、初日の雰囲気や流れが分からず不安な方も多いでしょう。この記事を読むことで、あなたの不安を取り除き、応募のきっかけをつかんでもらえればと思います。

入社初日の朝──いよいよ新しい一日が始まる

私がいすゞ自動車藤沢工場に入社したのは月初の1日。朝8時過ぎには指定された会議室に集合しました。集まった新規入社者はおよそ60名。派遣社員や直接雇用の期間工など、様々な経歴の人たちが一堂に会します。私服通勤が可能ないすゞ藤沢工場ですが、ジーパンやジャージなどラフな服装でもOKで、皆さん思うままの自由な服装で通勤してきてるように感じました。ぱっと見、20代、30代、40代と様々な年齢層で、管理人タカシの入社タイミングでは女性はいませんでした。

まず行われたのが、支給される作業着と安全靴のサイズ測定、そして社員証用の顔写真の撮影。作業着は毎日の仕事で着るので、体にフィットしたサイズを選ぶことが大切です。

安全靴にも種類があり、

  • スニーカータイプ
  • ブーツタイプ
  • 靴紐に安全ガードが付いたタイプ

など、工程に応じて準備されていました。

午前中は全体研修──いすゞで働く意義を知る

その後約3時間にわたる全体研修は座学で、労務部の方が資料とスライドを使って、いすゞ自動車の企業理念や安全に対する考え方などを説明してくれます。いすゞ自動車 藤沢工場では8,000名以上が就業しています。職種や配属にかかわらず全体に向けた共通の研修内容になっていました。

この研修では以下のような内容を学びました:

  • いすゞ自動車の企業文化
  • 工場内での基本ルール
  • 社員としての心構え
  • 安全第一の重要性 など

研修用の資料はプリント配布されました。その後、期間工を続けていく中で用紙が配布されるような事はあまりなく、入社初日のタイミングのこの資料ぐらいしかもらうことはなかったです。

配属先発表──いよいよ現場に近づく

入社初日の午前研修が終わると、いよいよ配属先工場が発表されます。藤沢工場は広大な敷地に第1工場、第2工場、第3工場、第4工場と4つの工場があり、管理人タカシが配属されたのは第3工場でした。同期でも配属工場が違えば今後あまり顔を合わせることはありません。これが少し寂しくもありますが、いよいよ本格的な現場の始まりです。

各工場での安全衛生教育──ルールを守ることが第一

配属先の工場へ移動し、その工場ごとに配属ラインの責任者による雇い入れ時の安全衛生教育が行われます。内容は以下の通りです:

  • 工場内のルール
  • 製造しているパーツの基礎知識
  • 歩行帯の使い方
  • 安全対策(緊急停止ボタン、呼び出しボタンの使い方) など

こうして、初日は無事終了。あっという間の一日でしたが、緊張と期待の入り混じった感覚は今でも覚えています。

入社2日目──工具に触れて学ぶ安全と技術

2日目も午前中は引き続き、安全衛生教育が中心。中でも印象的だったのが、工具の実習時間でした。

実際に使ったのは:

  • トルクレンチ
  • システムレンチ など

使用時間は合計20分ほどと短かったですが、工具未経験で入社した方にはすこし、工具に触る期間が少ないかなとも感じた時間でした。もちろんその後、工具は毎日使用しますので、研修時は基礎知識をしっかりマンツーマンで教えてもらえます。

午後にはラインの配属先が発表され、それぞれの上司に連れられて実際の配属ラインへ移動。ここからはさらに具体的な作業環境に踏み込んでいきます。

ラインごとの安全教育と現場見学

  • 作業ルール(黄色ボタンと赤ボタンの意味)
  • シフト制度(週ごとに日勤・夜勤が交代)
  • トイレや休憩室の場所
  • 軍手などの備品支給 など

最後には現場見学として、実際に働いている期間工スタッフの背後で作業内容を観察。どのような手順で、どんな工具を使って、何秒間隔で作業しているのか、リアルな現場を目の当たりにしました。

入社3日目──現場の一員として意識が芽生える

朝礼では40名ほどのスタッフの前で自己紹介。その後は再び工程を観察する日です。

午前・午後と作業の様子を見学し、2時間ごとの10分休憩があることを体感。慣れない立ち仕事と環境で疲れがたまるころですが、「これから始まるんだな」と覚悟が決まりました。

入社4日目以降──いよいよ実作業に挑戦!

4日目からはついに実際の作業に着手。最初は一つの作業から少しずつ始め、習熟度に応じて範囲を広げていきます。

約2週間の習熟期間

約10日間ほどは”習熟期間”として、先輩スタッフのサポートを受けながら、作業を段階的に覚えていきます。この期間の目標は、

  • 工程を理解し
  • 作業スピードを身に付け
  • 独り立ちすること

この期間を乗り越えると、自分のペースで働けるようになり、一気に仕事が楽しくなっていきました。やる気が高まり、毎日フルパワーで頑張った結果、力み過ぎてしまった管理人タカシの実話体験談も是非ご参考に。

写真付きの社員証が届く

入社初日に写真撮影をしましたが、入社5日後ぐらいに社員証が届きました。出退勤時のタイムカードとしても必ず使用しますので、非常に大切なIDカードになります。左のカードは社員食堂などで利用するプリペイドカードになります。SuicaやPASMOの様にチャージ型のプリペイドカードのため、持ち歩く現金不要で便利。また、毎年5月1日から夏季熱中症対策として、工場ライン作業者は、勤務ごとに毎日一人1本、ペットボトルのドリンクが無料で配布されます。無料ドリンク受け取りに必須のカードですね。

まとめ──入社初日の経験が与えてくれるもの

いすゞ自動車 藤沢工場の期間工として働くという選択は、簡単な道ではありません。ですが、明確な教育制度と整った環境、そして仲間と働く達成感があります。

入社初日の不安を乗り越えたからこそ、管理人タカシは1年半もの間、この職場で頑張ることができました。もしあなたが「期間工として働くべきか迷っている」「実際の雰囲気を知りたい」と思っているのなら、ぜひこの経験談を参考にして、自分の新しい一歩を踏み出してみてください。

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管理人[タカシ]元いすゞ・トヨタ期間工

「期間工ライフ」運営管理人

トヨタで1年、いすゞ自動車で1年6か月の派遣で期間工を経験。期間工の実体験をお届けするWEBサイト「期間工ライフ」の運営をしています。実際の給与明細や、仕事のきついところ、人間関係や、手の痛み対策など、リアルをお届けします。 下記のLINEオープンチャットも運営中 :期間工 雑談部屋[🔰歓迎😀いつでも情報交換OK] 完全匿名OKな期間工のためのチャットグループです。

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