【給与明細】トヨタ期間工：6か月満了金の手取り額 期間工体験談インタビュー

トヨタ期間工での体験談インタビューをお送りします。

入社6か月後の満了金支給時の給与明細や、退職時の給与明細などを掲載しています。
元期間工の生の声をお届けします。

トヨタ期間工 給与明細のご提供者プロフィール

• 体験談投稿者様：やっさん
• 現在のご年齢：54歳
• 期間工で働いていた時期：2011年9月10日～2012年9月9日
• 就業期間：1年間
• 勤務先メーカー：トヨタ自動車株式会社
• 期間工の前の職業：営業職

①入社6か月後の満了金支給の給与明細を公開

約14年以上前の期間工の給与明細ですが、物価高騰などの経済事情を加味してみても、いかがでしょうか。入社後6か月でトヨタ自動車では満了金が支給されます。

6か月目の給与＋在籍手当50,000円＋6か月満了金258,941円

→合計手取り： 561,728円

（体験談投稿者様：やっさん）入社半年後の月(2012年3月分)の給料明細と6ヶ月の満了金(全て控除後の支給金額)と在籍手当5万円が記載された給料明細です。この頃は一番残業時間が多かった時期で最も稼げた月だった上に、6ヶ月の満了金と在籍手当5万円が振り込まれたので、手取りで56万円ももらえた嬉しい月の給料明細でした。

②さらに半年後、合計1年の期間工終えて最終給与明細を公開

入社後12か月目、1年の期間を満了した時のトヨタ期間工の給与明細です。月の給与が手取りで230,679円。最終の給与の支給と同じタイミングで、満了金も支給されています。

12か月目の給与明細、給与230,679円＋満了報奨金120,000円＋満了慰労金204,000円

＝手取り総支給額「540,164円」

（体験談投稿者様：やっさん）満了後に振り込まれた満了前月(2012年8月分)の給料明細(画像上部)と、6ヶ月の満了金(画像下部)の明細書

期間満了が近かったので、積極的に年休(有給休暇)を使わせてもらった(4日間)。お盆の連休もあり年休も使い残業時間も少なめの月だったが、在籍手当や帰任手当交通費も同時に振り込まれたのでそこそこの手取りがありました。満了金も1回目の満了金額とさほど変わらなかったが、控除金額がかなり少なかったので手取りで30万円もありました。これに加えて最終月の数日の給料の明細も同時に送られてきて、満了金と同じ日に全て振り込まれたので54万円程の手取りがありました。トヨタさんは支払いが早いですね。これは当時結構驚きました。

元トヨタ期間工にインタビュー

■期間工をやろうと思った理由を教えてください

（やっさん）日本一の大企業で好待遇で働けて体験してスキル向上出来ると思ったから。

■担当していた業務内容などを教えてください。

（やっさん）設備を使った車両部材の電気スポット溶接工程

■期間工をやってよかったと思ったことは？

（やっさん）向上心の高い職場仲間との交流（飲み会やプライベートな遊び）もあり楽しく良かったし、仕事で稼いで楽しむ休日がとても充実していた。

■期間工でつらかったことは？

（やっさん）職場の暑さと、仕事での疲労を取るのに結構苦労しました。休日もホテル宿泊時に、疲労を取る為にマッサージを頼んでしてもらっていました（30分～60分）。日勤夜勤の切り替えで、夜勤初日の前に寝られなかった時の初日勤務の深夜。

■期間工時代の寮生活について

（やっさん）寮は新しく広めで室内の設備も充実していました。浴場も綺麗でサウナがあったので、毎日入って疲れを取っていた。

■社員食堂のメニューや金額などはいかがでしたか？

（やっさん）職場の社員食堂も寮の食堂もリーズナブルでメニューも選べたので、毎回積極的に利用していた。腹一杯食べても、月に食事代は両方合わせても1万円前半から2万円前後くらいだった。

■給料、満了金や各種手当について

（やっさん）当時の給料の基本給は高くなかったが、残業手当や深夜手当が割高な大手企業の設定だったので、残業の多さもあって結構稼げた。満了金も32万円ほど2回もらえたのは充実したし、2回の在籍手当5万円もありがたかった。。

■その他、期間工に関してテーマ自由でお話ください

（やっさん）2011年9月から1年間、愛知県でトヨタ期間工として働きました。1週間の研修や健康診断等を経て配属されたのは堤工場で、ハイブリット車プリウスの生産ラインでした。寮は当時一番良いと言われていたアリビオ大林寮に入寮して、部屋は最上階の14階の部屋でした。

工場でのプリウスの生産台数は当時かなり多くて残業時間もかなりあったので、満額もらえた2回の満了金を合わせると、1年間で400万円弱稼げましたね。

今は給料待遇がかなり上がって良くなっているようなので、年収500万円前後は稼げるのではないでしょうか？

この製造現場での仕事は設備を使った電気スポット溶接工程で、ボデーの部材を設備の所定の位置にセットして始動ボタンを押して完了したら取り出す作業で、数台の設備を担当しました。その数台の設備を使って、設備台数分の作業工程を移動しながら製造して、自工程で作り終えた製品を送り出し設備に流して、運搬組の方に運んでもらっていました。

一度違う工程に配属され1年で2カ所の作業工程（センターフロアともう一つ）を担当してこなしましたが、扱う部材の大きさや重さが全然違ったので、大きくて軽い部材を扱う工程よりも小さくても重い部材を扱う工程の方がかなり疲れました。

夏場はスポットクーラーがあっても暑くてタオルや作業中の水分補給は必須でしたが、冬場は現場が寒くても仕事で動けば丁度良い体温感の環境でしたね。

寮生活の方は、寮内に食堂があって残業して帰って来ても休日でも食事をとることがほぼ出来るような食堂運営でしたので、食事にはあまり困りませんでした。

また選べるメニューもあり、好みや栄養バランスを考えて選んで食べることが出来ました。

そして共同の入浴施設も残業が考慮されていて入浴出来る時間帯が多く、サウナもあって広くて清潔でしたので、疲れを取ってリラックスすることが出来ました。

寮の部屋も個室で新しく広めだったので睡眠などは困りませんでしたが、各階にある洗濯機と乾燥機が結構混み合っていて、洗濯の時間をロスして困ったことが何回かありましたね。

この時の職場は私より若い社員さんや期間工の人が多くて、組内で私は確か3番目くらいの年配者でした。

同じ組内で特に一人の若い社員さんと仲良くなり、一緒に仕事後や休日に食事したりボウリング場で遊んで大会に出場したりして、はたまた名古屋のアイドルカフェにも一緒に遊びに行きましたね(笑)。

トヨタの製造現場社員さんは明るい人も多く、正社員さんや同じ期間工の人とも結構仲良くなりました。

実はこの時私はトヨタ期間工2回目で、1回目は2008年頃に上郷工場で4ヶ月期間工をしていて（運搬組）、多くの友人を作っていました。

そして堤工場に配属当初、応援で上郷工場から当時堤工場に来ていた同じ班で親しかった先輩社員さんと（運搬組の応援）職場のトイレで休憩時にばったり出会って、休憩時間時に会話したりもしていましたね。

この2回目のトヨタ期間工時には、1回目の上郷工場で親しくなった社員さんや期間工から正社員になった友人などと、結構連絡を取り合って休日に会って遊んだり食事をしたりして楽しんでいました。

今のトヨタ期間工は特に給料待遇が凄く上がっているので、体力ある若い人や経験豊富な年配の人にとっては、国内の期間工職の中では最も稼げる良い職場なのではないでしょうか。

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