【実話】期間工で手の痛みを上司に相談→予想外の展開に!即工程変更!?上司の対応に驚き。想像以上に手厚いサポートがあった話

こんにちは、「期間工ライフ」管理人のタカシです。
今回は、期間工として自動車製造工場に勤務していたときに、実際に私が体験した「手の痛み」についてまとめてみました。

期間工の仕事は単純作業が多いとはいえ、手や腕への負担が非常に大きいのが特徴です。
もしあなたが今、「手が痛いけど我慢すれば大丈夫かな…」と思っているなら、この記事を読んでぜひ早めに対策してくださいね!

期間工になって3週間、突然手が動かなくなった…

入職後、ブレーキの組み立てメインラインに配属されました。
1日約2500本ものボルトをレンチで締め付ける作業を毎日繰り返し、3週間ほど経ったある朝──
目覚めた瞬間、手がうまく動かず、ペットボトルの蓋すら開けられない状態に…。

「え、なんで?」「痛いし、力も入らない!」
そんな不安な気持ちを抱えながら出勤を続け、1週間ほど工程そのままの業務対応しました。

先輩たちは口をそろえて「最初の1か月は誰でも手が痛くなるよ」と言っていましたが、
それでも、このまま我慢していいものか、正直不安でした。

手の痛みを我慢し続けたらどうなる?

その後も痛みを我慢しながら作業を続けた結果、
さらに握力の低下強い痛みが進行してしまいました。

特に、

  • レンチを握るときに力が入らない
  • 細かい部品を持つのがつらい
  • 手を開いたり握ったりする動作で激痛が走る

という症状が出てきました。「これ以上は無理だ…」と感じた私は、とうとう配属から1か月経過、手の痛みを感じて1週間後、ラインリーダーに相談することに決めました。

期間工で手が痛いときはどう対応すべきか?

① ラインリーダーに素直に相談

シフトの午前作業が終わったお昼休み、私はラインリーダーに「手が痛くて動かしにくい」と率直に相談しました。

するとすぐに、「じゃあ、午後からは作業を止めて事務所で面談しよう」
と言われ、上司としっかり面談の時間を取ってもらえました。本当にすぐ作業を一度やめましょう、という感じ。即決で一切の躊躇なく、まず作業から離れて、手の症状を確認するために面談実施となりました。

② 症状を具体的に伝える

面談には私、ライン責任者、ラインリーダー、ラインキャプテンの4名でした。

  • いつから痛いのか
  • どこの部分が痛むのか
  • どんな動作で痛みが出るのか

など、具体的に何度も繰り返しヒアリングされました。ですが、同時に警察の取り調べを受けているような「しつこさ」も感じたレベルです。自動車メーカーとして、従業員から手の痛みを相談する事に慣れているようにも感じ、対応自体も非常に早いです。手の症状を回答するとともに、「手の症状が悪化する前に言ってもらえてよかった、ありがとう」という話をされました。正直に答えることで、担当者も状況を正確に把握してくれます。

③ 工程の変更を提案してもらえることも

相談直後、私はメインライン作業から、ベアリング部品のピッキング作業へと配置転換されました。
力作業が少なく、手への負担も大幅に軽減されました。とは言ってもベアリング自体が1個1㎏以上あり一日の業務で400回から多いときで500回ほど、複数を手に取り、運ぶ作業を行うので、まったく負担がないとは言えない状況でした。

ただ、疲労負担の少ない工程への対応があったこと、作業を続ける中で毎日、継続的に手の症状にヒアリングが行われました。自動車メーカーとして労災を起こさないために工場作業者への配慮されていることが分かります。

相談後の職場の雰囲気はどうだった?

正直、「相談したら嫌われるんじゃないか」と不安でしたが──
実際には、上司も同僚もとても理解がありました。

同僚たち:「新人期間工あるあるだから、気にしなくていいよ」と、寛容に受け止めてくれました。

また、休まず出勤を続けたことで、「頑張ってるな」と上司たちからも信頼を得ることができました。私は工程を変更し、手への負担が減ったことで、業務継続できましたが、「無理は禁物」です。我慢しながらライン作業を続けることは絶対にしないようにしましょう。

期間工で「手が痛い」と感じたら、すぐ相談を!

まとめです。
期間工の仕事は、どうしても手に負担がかかりやすいです。
もし痛みを感じたら、我慢せずすぐに上司に相談しましょう。

ポイントは、

  • 早めに相談する
  • 症状を具体的に伝える
  • 休まず出勤を心がける

痛みを無視して無理を続けると、慢性的な腱鞘炎(けんしょうえん)やばね指といった職業病につながるリスクもあります。自分の体を守ることは、仕事を続けるうえでとても大切なことです。そのためには、「遠慮をしない」という事。自分の体は、自分が一番理解しています。無理をしない、早く相談する、という心掛けが非常に大事です。

以上、「期間工ライフ」管理人タカシの実体験でした!
皆さんの期間工生活が少しでも楽になる参考になれば嬉しいです!

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管理人[タカシ]元いすゞ・トヨタ期間工

「期間工ライフ」運営管理人

トヨタで1年、いすゞ自動車で1年6か月の派遣で期間工を経験。期間工の実体験をお届けするWEBサイト「期間工ライフ」の運営をしています。実際の給与明細や、仕事のきついところ、人間関係や、手の痛み対策など、リアルをお届けします。 下記のLINEオープンチャットも運営中 :期間工 雑談部屋[🔰歓迎😀いつでも情報交換OK] 完全匿名OKな期間工のためのチャットグループです。

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